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昼はメタボなキス連チャン 夜は極太アナゴ“45センチ”

[ 2017年4月27日 08:19 ]

連れるシロギスは良型ぞろい
Photo By スポニチ

 江戸前天ぷらの定番がシロギスとアナゴ。それが同時に狙えるのがリレー船だ。釣りガール・野口美和が乗り込んだのは川崎・中山丸。“一竿二魚”の釣りを楽しんだ。

 午後出船なので朝起きてノンビリと仕掛けやロッドの支度ができるのでとっても楽チン釣行。リレー船開始初日のかじを握るのは中山和哉船長です。キスのポイントは中ノ瀬の18〜20メートル。ほとんどの同乗者が胴突仕掛けを用意しています。どちらに当たりが多く出るかを確かめることにし、私と同行の父は片天ビンの自作2本バリ仕掛けをチョイス、オモリは20号指定です。

 スタートして底を取った途端にブルッとひったくるような当たりが出て、簡単に20センチのメタボキスの顔を見ました。「思っていたより食いが良い。ポンポン釣れそう」なんて思ったのが間違い、全体でもポツリポツリ。釣れたキスはヒンヤリと冷たくて水温がまだ低いのかな?かなりテクニカルな釣りで、まるでカワハギをやっているような感じです。

 大ドモの常連さんが連チャンしたら次の流しは私が連チャンしたり…どの釣り方が合っているのか?釣れてくるキスは良型のメタボばかりでピンギスは全く交じらなく、5時を過ぎたらアナゴのポイントの木更津沖まで移動して薄暗くなるまでキス狙い。

 暗くなってきて本格的にアナゴ狙いにチェンジ、アンカーが打ちこまれて釣りスタート。私は小突き竿2本出しで父は投げ用と小突きの作戦。餌の青イソメをたっぷり縫い刺しにして底を取って少し余分にラインを出して置き竿。手持ちはトントンと小突き開始。父も投げて小突いてはラインを張って様子を見ています。

 左手で小突きながら置き竿を右手に取って小突き始めたら、左の小突き続けていた竿にガツガツとアナゴからのシグナル、大合わせを入れて右手の竿を投げ出すように置いてリーリング。久しぶりのグングンとくるアナゴの引きを感じながら一気に45センチの極太を抜き上げて、もうアナゴ天ぷらが頭の中を駆け巡ってニコニコ顔。流すポイントによっては小型も出ましたが、取り込まれるのはほとんど極太アナゴでした。

▼釣況 東日本釣宿連合会、川崎・中山丸=(電)044(233)2648。リレー船の出船は午後2時。乗合料金9800円。夜アナゴ船の出船は午後5時半。乗合料金7500円。 

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