阪神は近本→中野→森下の3連打で巨人に勝利 令和のバックスクリーン3連発へ、森下は「きっかけを…」

[ 2024年4月17日 22:37 ]

セ・リーグ   阪神2-0巨人 ( 2024年4月17日    甲子園 )

<神・巨>3回、先制の2点二塁打を放つ森下(撮影・北條 貴史)
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 阪神が巨人に競り勝ち、借金を「1」とした。

 0―0で迎えた3回に試合が動いた。2死無走者から近本、中野がともに右前打を放ち、一、二塁のチャンスを築いた。続く3番・森下は中越えに痛烈な適時二塁打を放ち、持ち前の勝負強さを発揮した。

 投げては先発・伊藤将が6回無失点の好投を披露。7回は桐敷が1安打を許しながらも無失点で切り抜けると、8回は岩崎、9回はゲラと勝ちパターンの2人が零封リレーで白星を飾った。

 ヒーローインタビューには伊藤将、森下が登場した。伊藤将は「前回も(森下)翔太が打って勝ちがついたので、今回もまた打ってくれてうれしい。翔太ありがとう」と笑顔。森下は「先制点を取れれば、将司さんならゼロで抑えてくれると信じていました。最近の試合でチャンスで回ってくる場面が少なかったので、こういう1回でモノにできて良かった」と胸を張った。

 そして、この日は1985年に甲子園で行われた巨人戦でバース、掛布雅之、岡田彰布の中軸でバックスクリーンに3連発した記念日。39年ぶりに甲子園で再現とはならなかったが、近本、中野、森下の3連打で勝利に導いた。今後、期待される「令和のバックスクリーン3連発」実現へ、頼れる背番号1は「そのきっかけを自分から作れれば、大山さん、輝さんが続いてくれると思うので打ちたいと思います」と満員の甲子園で誓った。

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