オリックス・田嶋　“楽天キラー”まさかの3回5失点KOにガックリ「申し訳ない気持ちでいっぱい」

パ・リーグ   オリックス2－6楽天 （ 2024年4月16日    楽天モバイル ）

＜楽・オ＞3回5失点で降板した田嶋（撮影・篠原　岳夫）
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　“楽天キラー”の面影はなかった。初回に2点の先制点をもらったオリックス・田嶋が、その裏先頭の小郷からの連続四球から浅村の左中間適時二塁打であっさり追いつかれ、その後も立ち直れず。今季チーム最短、楽天戦では自己最短の3回で7安打5失点KOとなった。

　「試合をつくることができず、申し訳ない気持ちでいっぱい」

　過去のこのカードは通算12勝4敗。楽天モバイルパークでは21年から6連勝中だった。9日の本拠地の対戦でも5回2失点で今季初勝利を挙げたばかり。お得意さまに通算5敗目を喫した左腕に、中嶋監督も手厳しかった。

　「それ（初回の連続四球）が全てでしょ。完全にチームのリズムを狂わせたというか。先制して“さあ”という時に（打者）3人で同点ですからね」

　打線も過去7度の対戦で6敗（0勝）を付けていたポンセに、2回以降は沈黙。相性が真逆に出た形で、4位に後退した。（山添　晴治）