巨人・阿部監督 佐々木は「完全にすっ転んでた」と指摘も「いい経験をしたんじゃないかな」

[ 2024年4月17日 21:05 ]

セ・リーグ   巨人0―2阪神 ( 2024年4月17日    甲子園 )

<神・巨>6回、交代を告げ、ベンチへも戻る阿部監督(撮影・平嶋 理子)
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 巨人は再三の好機を生かせず、3安打の阪神に0―2で零敗。1分けを挟んだ連勝が6でストップし、2021年6月に8連勝して以来となる7連勝を逃した。

 今季初先発した赤星は3回に不運な形で2点先制を許したが、5回3安打2失点と好投。だが、打線は初回の1死一、二塁、2回の無死三塁、4回の無死満塁にいずれも無得点に終わるなど拙攻が続いた。

 6回にも1死二塁、さらに2死三塁としながらここでも無得点。7回には門脇がこの試合4安打目となる左翼線二塁打を放って2死二塁としながら岡本和が見逃し三振に倒れた。

 3者凡退は9回の1イニングだけ。投手陣は赤星、横川、泉が阪神打線を計3安打に抑え込んだが、打線が8安打を放つも11残塁という拙攻で今季2度目の零敗となっている。

 試合後、阿部慎之助監督(45)との主なやりとりは以下の通り。

 ――チャンスをつくるところまでは、いった。

 「そうだね。紙一重だ」

 ――内野ゴロでも…という場面も。

 「そうだね。そういうところもあったから。まあどうやったら点が入るか、今日寝る前に考えて寝ようかなと思います」

 ――赤星について。

 「なんとか粘っていいピッチングしたと思います」

 ――3回の佐々木の守備は足を滑らせたのか、目測を誤ったのか。

 「こっちから見たら完全にすっ転んでたけどね」

 ――もったいないといえばもったいない。

 「そうだね。でも本人も滑ろうと思って滑っているわけじゃないから。そういうこともあるっていう天然芝、まあ人工芝でもあるかもしれないけど。そういうのはいい経験をしたんじゃないかな」

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