ソフトバンク・有原「反省して次はやらないように」 北海道で1262日ぶり登板も7回4失点

[ 2024年4月17日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1-5日本ハム ( 2024年4月16日    エスコンF )

<日・ソ>3回、郡司に逆転3ランを浴びた有原(撮影・高橋 茂夫)
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 有原が北海道で投げるのは20年11月1日のオリックス戦以来1262日ぶりだった。9日の日本ハム戦(熊本)は初回に4失点し、そこを今回の課題に挙げていた。立ち上がりは初回、2回と打者3人で抑える修正力。初回に援護も受けた右腕に死角はないはずだった。

 「出塁させているのが死球、7回の追加点取られたのも四球だった。ああいう出塁をさせるとこういう変化になる。チームがいい流れできていたのに…。僕のピッチングでこういう試合になった」

 思わぬ落とし穴があった。1点リードの3回、先頭の伏見に死球を与えると味方失策が絡み1死一、二塁。ここでやや浮いたフォークを郡司に逆転3ランされる。7回は先頭に四球を与え、痛恨の追加点。7回4失点だが、それ以外の回は打者3人ずつで抑えただけに四死球が敗因となった。

 日本球界へ復帰した昨季、6月から1軍昇格してチーム最多10勝を挙げた。今季はエースとして開幕投手に指名され白星。頼れる右腕は健在と誰もが確信したが、昨季対戦のなかった2年連続最下位の古巣に連敗。黒星が先行してしまった。

 初エスコンフィールドについては「問題はない」と影響は否定しつつ「反省して次はやらないように」と猛省を繰り返していた。

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