巨人ドラ5ルーキー又木鉄平 左すねに強烈な打球直撃も「全然問題ない。派手に射撃されました(笑い)」

[ 2024年3月3日 21:57 ]

親善試合   巨人0―0楽天モンキーズ ( 2024年3月3日    台湾D )

<巨人vs台湾・楽天>7回、打球を脚に当て転倒する又木 (撮影・西川祐介)
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 球団創設90周年と台北ドームの開場を記念し、台湾で1軍初となる対外試合を行っている巨人は3日、楽天モンキーズ(台湾楽天)と対戦し、先発の菅野智之投手(34)、2番手で当番の山崎伊織投手(25)が力投を見せるなど0―0のスコアレスドローだった。前日の中信ブラザーズ戦は4―1で勝利。台湾遠征を1勝1分けで終えた。

 菅野、山崎伊からバトンを受け3番手として7回のマウンドに上がったドラフト5位ルーキーの又木鉄平(25)は、2死無走者から強烈なライナー性の打球を左膝下付近に受け転倒。一瞬、痛そうな表情を見せたが、すぐに立ち上がり、無失点に抑えた。

 試合後又木は打球直撃を振り返り「大丈夫です。すね、すね。すね?膝横?派手に射撃されました。ちょっと骨にも当たりましたけど。アクロバティックにいきました」と笑いながら問題ないことをアピールした。

 立ち上がりもう一度投げ始めた時について聞かれると「もう、今もないですし、そんなに次に支障が出るような当たりどころじゃなかったんで全然。とにかくゼロで抑えられてたので良かったです」と気持ちよさそうに汗を拭った。

 「変化球をうまく使って打ち取りたいなと思っていて。でも真っすぐを打たれちゃったんであれですけど、その中で変化球を織り交ぜて最後も変化球で打ち取れたのでそこは一番良かったかなと思います」とテーマを持って臨んだ登板。内角への投きゅも意識し「そうですね。でもちょっと真っすぐ逆球いってヒットになったんですけど、そこ(内角)にしっかり投げ切れれば問題なく抑えられていたと思うので、もっともっとこれから突き詰めてやりたいなと思います」とさらなる進化を誓った。

 球団初の台湾での対外試合を終え「来るの初めてです。そんなに、あまり変わりないかなと思います。独特な料理がある。いい経験になったなと思います」と笑顔。「何料理か分からないですけど。台湾だなっていうのは分かります。シューマイ食べました。タピオカが一番うまかったです」と異国のグルメも堪能した25歳のルーキーは、持ち前の明るさとガッツでアピールを続けていく。

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