巨人 台湾楽天にわずか1安打無得点も…菅野、山崎伊、又木、近藤、京本の5投手8安打完封リレーでドロー

[ 2024年3月3日 20:37 ]

親善試合   巨人0―0楽天モンキーズ ( 2024年3月3日    台湾D )

<巨人vs台湾・楽天>4回、長野の投直で三塁代走・オコエは飛び出し併殺となる (撮影・西川祐介)
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 球団創設90周年と台北ドームの開場を記念し、台湾で1軍初となる対外試合を行っている巨人は3日、楽天モンキーズ(台湾楽天)と対戦し、先発の菅野智之投手(34)、2番手で当番の山崎伊織投手(25)が力投を見せるなど0―0のスコアレスドローだった。前日の中信ブラザーズ戦は4―1で勝利。台湾遠征を1勝1分けで終えた。

 先発は2月24日の広島戦(1回無安打無失点)以来、今季2度目の実戦登板となった菅野。毎回ランナーを背負うも、要所を締める投球で3回34球4安打4奪三振無失点だった。2番手でマウンドに上がった山崎伊は圧巻の投球。4回を三振、中飛、三直で終えると、5回は遊ゴロ、中飛、遊ゴロ、6回は右飛、遊ゴロ、二ゴロに仕留めパーフェクトピッチングで悠然とベンチに引き揚げた。

 7回のマウンドを任された又木は、2死無走者から鋭いライナー性の当たりを左膝下付近に受け転倒。しばらく左脚を押さえもん絶も、降板せず投げ切り無失点に抑えた。打線は7回まで岸田の1安打だけと楽天モンキーズ投手陣に抑え込まれた。 

 8回はオリックスから移籍した近藤大亮が得点を許さず。9回は背番号「014」の育成3年目右腕・京本真が連続四球などでピンチを背負うも気迫で無失点に抑え、5投手で8安打完封リレー。しかし、打線は9回わずか1安打と最後まで得点を奪えず、スコアレスドローに終わった。

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