巨人・阿部監督 台湾遠征は1勝1分け「とても幸せな2日間になりました」打線わずか1安打も投手陣評価

[ 2024年3月3日 22:25 ]

親善試合   巨人0―0楽天モンキーズ ( 2024年3月3日    台湾D )

<巨人vs台湾・楽天>9回、引き分けに終わりファンにあいさつする阿部監督 (撮影・西川 祐介)
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 球団創設90周年と台北ドームの開場を記念し、台湾で1軍初となる対外試合を行っている巨人は3日、楽天モンキーズ(台湾楽天)と対戦し、先発の菅野智之投手(34)、2番手で当番の山崎伊織投手(25)が力投を見せるなど0―0のスコアレスドローだった。

 前日の中信ブラザーズ戦は4―1で勝利。台湾遠征を1勝1分けで終えた阿部慎之助監督(44)は「非常に引き締まった試合で、ジャイアンツはちょっと打ち悩んだんですけど、何とかゼロで抑えられた。結果的には良かったかな、と。その中でも反省する部分がたくさんあったので、今後に生かしていきたいなと思います」と試合を振り返った。

 選手時代から国際大会で何度も対戦してきた台湾での2試合。今回の遠征を振り返り「まず、監督としてこのような試合に来られるとは夢にも思ってなかったので。数々の国際大会に出させていただいて、台湾も幾度となく来させていただいて、凄く感慨深かったですし、とても幸せな2日間になりました」と笑顔。

 延べ7万人近いファンが応援に駆け付け、巨人グッズを持った台湾のファンも多く見られた。阿部監督は「プロ野球はファンあってのプロ野球だと思いますので。こうやって立派なドーム球場もできましたし、より一層の台湾プロ野球の発展をお祈りしてます。これだけたくさんの方が来てくれて本当にありがたかったですし、台湾野球もシーズンが始まった後もぜひ球場に来ていただいて、そうすれば選手もやりがいが全然違いますし、生で見る野球も楽しんでいただきたいので、台湾のプロ野球を盛り上がることをお祈りしております」と日本の良きライバル国のプロ野球発展を祈り、熱いメッセージを送った。

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