広島・堂林 「新選手会長」はグラウンドでも頼もしい 先制適時打で健在証明

[ 2024年3月3日 05:45 ]

オープン戦   広島1ー3楽天 ( 2024年3月2日    倉敷 )

<楽・広>7回1死二塁、広島・堂林は左越えに適時二塁打を放ち、手を上げる (撮影・奥 調)
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 チーム唯一の得点は新選手会長のバットから生まれた。広島・堂林が楽天戦で元同僚助っ人から先制の適時二塁打。4回からシャイナーに代わって一塁守備に就き、7回1死一塁でターリーの内角高めチェンジアップを左翼線にはじき返した。

 「打った瞬間に抜けると思った。2年間一緒にやった仲間なので対戦できて良かった」

 初めて調整を一任された今春キャンプ。実戦での出番は限られても「沖縄で振り込むことはできた」というだけあって中身は濃い。数少ない長打力のあるポイントゲッターだけに、シャイナーら候補の状態によっては4番再指名もありそうだ。

 「自分のやるべきことをやれば試合に出るチャンスはあるので、特に相手どうこうは考えていない」。長く助っ人勢と争ってきた経験からたどり着いた境地。32歳は頼もしい。

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