ソフトB・大関、開幕ローテ入り前進!攻めて3回無失点の好投に小久保監督「確実に状態上がってきている」

[ 2024年3月3日 05:00 ]

オープン戦   ソフトバンク5ー3DeNA ( 2024年3月2日    北九州 )

<ソ・D>ソフトバンク先発の大関(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンク・大関友久投手(26)が2日、DeNAとのオープン戦に先発し、カウント有利をテーマに好投した。オープン戦の初陣を任されて3回2安打無失点。工夫を加えた投球で開幕ローテーション入りへ前進した。

 「去年から変えた点は、どんどんゾーンで勝負するというところ。追い込めば球数も無駄も減るので。攻めていくということです」

 打者12人と対戦して初球がボールになったのは2回の関根の死球を含めて3度だけだった。他は見逃し、もしくはファウルでカウント有利にし、「今年のテーマとして心がけています」と手応えを口にした。

 小久保監督の評価も上がった。「大関は昨日のブルペンから見たし、確実にキャンプよりも状態が上がってきている。いいアピールを続けています」と次回登板にも期待。初回に1番・度会を遊ゴロに抑えるなど7球で片づけ、3イニングで計40球。登板後にはブルペンで倉野投手コーチが見守る中、さらに60球を投げ込んだ。

 開幕ローテーション入りが確定しているのは有原、和田の2人で残り4枠ある。昨季は開幕投手も務めた左腕は「やっぱり勝てる投手がマウンドに立つと思う。気持ちで抑えていく」と、先に追い込むストロングスタイルの投球と同様に強気に言い放った。(井上 満夫)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年3月3日のニュース