カブス今永昇太 3ラン被弾もシカゴメディアは三振奪取能力評価 打者10人から5三振「奪三振能力光る」

[ 2024年3月3日 10:59 ]

ドジャース戦でオープン戦初登板したカブス・今永(AP)
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 カブスの今永昇太投手(30)が2日(日本時間3日)、敵地でのドジャース戦に先発してメジャーオープン戦初登板。ドジャースの大谷翔平投手(29)は欠場して初対決はお預けとなった。初回は3者凡退に抑えて落ち着いた立ち上がりを見せたが、2回に3ランを被弾。2回1/3を3安打3失点ながら2020年MVPのフレディー・フリーマン内野手(34)から空振り三振を奪うなど、計5三振を奪って見せ場もつくった。

 2回無死から連打で一、二塁から6番パヘスにやや甘く入った直球を左越えに運ばれて3ランを被弾したが、地元シカゴメディアは今永の投球を前向きに伝えた。

 「シカゴ・トリビューン」は「今永昇太 カブスデビュー戦で奪三振能力が光る」と報道。大リーグ公式サイトも「デビュー戦でMLBでベストの1つの5三振を奪う」と伝え、いずれも打者10人から4者連続を含む5三振を奪ったことを評価した。

 「シカゴ・サンタイムズ」は「スプリングトレーニング初戦はボックススコア以上に好発進」との見出しで報道。「今日の目標は本塁打を打たせないことだった」との今永のコメントを紹介しつつ「この教訓は貴重なものとなる。今永にも調整期間が必要だろう。しかし、カブスはすでに確立されたポテンシャルを秘めた選手を見たのである」などと指摘した。

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