巨人・山崎伊 3回完全で投手MVP 慣れない通訳付きお立ち台で“カタコト風”インタビュー 場内大歓声

[ 2024年3月3日 21:14 ]

親善試合   巨人0―0楽天モンキーズ ( 2024年3月3日    台湾D )

<巨人vs台湾・楽天>MVPに選ばれた山崎伊(撮影・西川 祐介)
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 球団創設90周年と台北ドームの開場を記念し、台湾で1軍初となる対外試合を行っている巨人は3日、楽天モンキーズ(台湾楽天)と対戦し、先発の菅野智之投手(34)、2番手で当番の山崎伊織投手(25)が力投を見せるなど0―0のスコアレスドローだった。前日の中信ブラザーズ戦は4―1で勝利。台湾遠征を1勝1分けで終えた。

 先発の菅野からバトンを受けた山崎伊。4回は三振、中飛、三直で終えると、5回は遊ゴロ、中飛、遊ゴロ、6回は右飛、遊ゴロ、二ゴロに仕留め、パーフェクトピッチングで悠然とベンチに引き揚げた。

 投手MVPに選ばれお立ち台に呼ばれた山崎伊。ガラス製の記念品を受け取りインタビューがスタートした。

 普段はあり得ない通訳付き。球場の歓声と重なり声が聞き取りづらいこともあったのか戸惑いの表情で「岸田さんと一緒に…ガンバリました」となぜか“カタコト風”。苦笑いを浮かべながらもインタビュアーの現地の言葉に一生懸命うなずき、「(台湾形式の応援に)スゴくパワーをもらいました。うれしいけど、日本の応援半分、台湾の応援半分していただいたら、トテモ頑張れます」とスタンドの大歓声に手を振って応えた。

 試合は打線がわずか1安打と沈黙も、投手陣は先発の菅野から山崎伊、又木、近藤、京本の5投手で8安打完封リレー。0―0のドローに終わった。

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