元ヤクルトのブキャナン OP戦で2回2安打1失点 韓国サムスン退団しフィリーズとマイナー契約

[ 2024年3月3日 14:12 ]

ヤクルトでプレーしたブキャナン
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 フィリーズとマイナー契約を結んだ元ヤクルトのデービッド・ブキャナン投手(34)が2日(日本時間3日)、ツインズとのオープン戦に先発。2回2安打1失点だった。

 初回は1死から安打を浴びたものの無失点とまずまずの立ち上がり。2回は1死一塁から適時二塁打を浴び、失点したが、後続を2者連続三振。最少失点で切り抜けた。

 ブキャナンは14年にフィリーズでメジャーデビュー。17年からヤクルトでプレーし、翌18年には外国人選手では球団史上4人目となる開幕投手を務め、白星を挙げた。3年間で71試合に登板して20勝30敗、防御率4・07。優しい人柄でファンにも愛された助っ人だった。

 ヤクルトを退団後、20年から23年までは韓国サムスンでプレー。4年連続2桁勝利を挙げ、計54勝と活躍もメジャー復帰を望み、退団。フィリーズとマイナー契約を結んだ。

 韓国メディアによると、サムスン側は複数年の高額契約を提示していたが、ブキャナンがメジャー復帰を熱望し、米国に戻ったという。

 メジャー復帰となれば15年以来、9年ぶり。日韓で白星を積み上げた右腕は再び夢をつかむため、腕を振り続ける。

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