巨人・赤星 7回途中1失点好投も報われず、238日ぶり勝利逃す 巨人は10戦連続先発投手白星なし

[ 2023年5月7日 16:27 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2023年5月7日    バンテリンD )

<中・巨>力投する先発の赤星(撮影・椎名 航)
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 巨人の2年目右腕、赤星優志投手(23)が7日に出場選手登録され、同日の中日戦(バンテリンD)に先発登板。待望の先制点をもらった直後に追いつかれ、7回途中7安打1失点で昨年9月11日の広島戦(マツダ)以来238日ぶりとなるプロ6勝目を逃した。

 4月9日の広島戦(マツダ)では初回に先制してもらったものの3回に逆転されて4回6安打4失点で降板し、今季初黒星。同16日の中日戦(バンテリンD)では初回に4点先制を許して2回7安打5失点でKOされ、翌17日に出場選手登録抹消となった。

 その後、イースタン・リーグでは2試合に登板して計9回を無失点。今回は3週間ぶり、今季4度目の1軍登板となった。

 そして、3月のWBCメンバーでもある高橋宏との投げ合いで、6回まで0―0のまま試合が進行。7回には女房役の大城卓が高橋宏から今季2本目となる4号ソロを右翼スタンド中段に放って待望の先制点が入った。

 だが、勝利投手の権利を得て迎えたその裏だ。先頭の4番・石川昂に左前打され、ビシエド、福永を打ち取って2死までこぎつけたものの、この2死一塁で7番・木下を2球で2ストライクと追い込みながら左翼フェンス直撃の適時二塁打とされ、1―1の同点。赤星はここで降板となった。

 なお、これで巨人は4月26日の阪神戦(甲子園)で戸郷が勝ったのを最後に10試合連続で先発投手白星なしとなっている。

 赤星の投球内容は6回2/3で打者25人に対して100球を投げ、7安打1失点。5三振を奪い、四死球なし、直球の最速は152キロだった。

 ▼赤星 久しぶりの1軍登板でしたが、今日がラストチャンスだという気持ちでマウンドに上がりました。毎回のようにランナーを出す投球になりましたが、何とか粘って試合を作ることはできました。ただ7回は悔しいです。しっかりとイニングを完了しなければいけませんでした。

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