甲子園で敗戦投手になった日から丸5年 中日・マルティネスが節目の100セーブ「感謝の気持ち」

[ 2023年5月7日 06:15 ]

セ・リーグ   中日2-1巨人 ( 2023年5月6日    バンテリンD )

通算100セーブを達成し、記念ボードとウイニングボールを手に笑顔のR・マルティネス(撮影・椎名 航)
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 中日・マルティネスが球団では4人目となる通算100セーブをマークした。「両親と、日本に連れてきてくれたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです」。2―1の9回に登板し、強烈な真っすぐとスプリットで松原、岡本和を連続三振。丸を投ゴロで仕留めてリーグ最多タイの9セーブ目を挙げた。

 17年に育成選手として中日入り。18年に支配下登録され、5月6日の阪神戦(甲子園)で先発として初登板した。先発では結果が出せず、リリーフ転向後に才能が開花し、偶然にも丸5年後の同日に節目に到達した。

 昨季までセットアッパーだった同じキューバ出身のロドリゲスが亡命疑惑で来日せず。「いつも一緒にブルペンで話したりしていたから寂しい」と表情を曇らせたが、こちらの優等生助っ人はまだまだ記録を伸ばしていく。 (山添 晴治)

【データ】
 ○…マルティネス(中)が6日巨人戦で通算100セーブを達成した。プロ野球35人目。初セーブは19年6月11日オリックス戦。歴代最速100セーブは03年ギャラード(中)の148試合で、マルティネスの206試合は8位の速さ。また、外国人ではサファテ(ソ)の234Sを筆頭に6人目の大台となり、キューバ出身選手では初。

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