巨人またも最下位転落危機 6戦連続“魔の8回”に失点 中日との“直接対決”でまさかの3連敗

[ 2023年5月7日 16:59 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年5月7日    バンテリンD )

<中・巨>8回途中、直江の降板を告げた原監督(右)(撮影・西川祐介)
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 5位の巨人は最下位・中日との“直接対決”3連戦で3連敗を喫し、借金5。中日に勝率わずか5厘差のゲーム差なしに迫られ、今季4度目となる単独最下位転落危機に直面した。巨人の同一カード3連敗は4月の広島戦(マツダ)に続いて今季2度目。首位DeNAとのゲーム差は今季最大の7.5差に開いている。

 巨人・赤星、中日・高橋宏の投げ合いで6回まで0―0のまま試合が進行。巨人は7回に大城卓の4号ソロで待望の先制点を奪ったが、その裏に昨年9月11日の広島戦(マツダ)以来238日ぶりとなるプロ6勝目の懸かっていた赤星が2死一塁から木下に左翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれて追いつかれ、赤星はここで無念の降板となった。

 1―1のまま迎えた8回には、この回から登板した3番手右腕・直江がストライクを取れず、打者2人に対して投じた9球中8球がボールで2者連続四球を与え、無死一、二塁のピンチ。ここでリリーフした4番手左腕・大江は大島を三振に打ち取ったが、5番手右腕・菊地が細川に四球を与えて満塁。石川昂の犠飛で中日に2点目が入った。

 巨人は今回の3連戦で全て先制しながら全て逆転負けを喫し、3連敗。6試合連続で8回に失点し、先発投手は10試合連続で白星なしとなった。
 

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