ソフトB・東浜 117球熱投で絶叫シャウト! 7回からは嶺井と初コンビ「ボールはあげておきました」

[ 2023年5月7日 05:10 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6-3ロッテ ( 2023年5月6日    ZOOマリン )

<ロ・ソ>8回、佐藤から三振を奪い吠える東浜(撮影・光山 貴大)
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 ソフトバンク・東浜には珍しい、シャウト締めだった。6―3の8回2死二塁、117球目。東浜は代打・佐藤都への9球目を高め直球で空振り三振に斬ると「あー、よっしゃー!」と拳を突き上げ喜んだ。8回10安打3失点でリーグトップに並ぶ3勝目。昨季5月11日に西武からノーヒットノーランを達成して以来の投球回8イニング到達だ。

 「過去イチ、風を感じたし突風で帽子も飛んで足上げてふらついた。(4、5日の)延長、延長(戦)を見てるし、少しでも力になりたい思いで投げた」

 2試合連続8人継投で嘉弥真と田浦は3連投だった。中継ぎの負担、疲労蓄積は承知していた。投げ抜く気概で押した。いずれも2安打を許した初回、4、6回に1失点ずつ。1四球と制球も安定していた。「長打だけは許さず、何とか粘り強く」と言い聞かせると、8回には柳田の逆転2ランから一気に4点のプレゼント。「本当に(柳田)さまさまです」と感謝した。

 7回守備からは沖縄尚学―亜大以来となる1学年後輩の嶺井とのバッテリーがプロ公式戦で初実現。好結果につながり「思わぬ形で(バッテリーに)なりました。一応、嶺井にボール(勝利球)はあげておきました」。ひと安心の笑顔だった。

《国内FA権を取得》
 東浜が6日、出場選手登録日数が7年に達し、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。「時間はかかりましたが、選手としてうれしく思います。今まで使っていただいた監督、コーチ、そして体を整えていただいたトレーナーのみな様には感謝しかありません。これからも、チームのために投げ続けられるように頑張ります」とコメント。東浜は今季から3年契約を結んでいる。

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