虎の“村神様”に4連勝託した!　信頼の初スライドに「期待に応えたい」

加治屋（中央）と相合い傘で室内練習場へ向かう村上（左は石井）（撮影・成瀬　徹）
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　阪神の先発ローテーションの軸に、無失点男・村上が位置付けられた。降雨中止を受け、青柳、西勇など実績組の証明でもある初のスライド登板が決定。1軍では初体験のマウンドに「以前なら登板も飛んでいた。そこで投げさせてもらえる期待に応えたい。何も気にせず、いつも通りにやるだけ」と仕切り直しに意欲を見せた。

　防御率は0・00。初登板だった4月1日のDeNA戦から25イニング連続無失点中。セ・リーグの開幕からの連続イニング無失点記録は63年の中井悦雄（阪神）の31回。7日の広島戦で6回を無失点で抑えれば、リーグ記録と球団記録に並ぶ。「しっかりストライク先行で、守りやすいようなリズムで投げられれば」と無傷の3勝目に照準を合わせた。岡田監督も「スライドは当然やろ。勝てる投手を優先する」と、チームの4連勝を虎の“村神様”に託していた。（鈴木　光）