栗山英樹監督が明かすダルビッシュの献身　宇田川を心配し「監督室に来て…」

侍ジャパンの栗山英樹監督
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　侍ジャパンの栗山英樹監督（62）が7日放送のテレビ朝日「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」（後7・00）に出演。ダルビッシュ有投手（36＝パドレス）からの助言を振り返った。

　ダルビッシュは代表合宿の初日から海外組として唯一参加。若手投手たちに熱心にアドバイスを送るなど、献身的に接してチームの結束力を生む役割を率先して担った。また、チームに馴染めていないと感じた宇田川優希投手（オリックス）のために合宿参加中の侍投手陣全14人と食事会を行ったことが話題となった。

　栗山監督は「キャンプが始まって、来てやっぱり状態が上がり切らなかった。けど、僕がブルペンで最初に見た時、ここから上がるだろうなと思ってた」と宇田川の状態については心配していなかったという。すると「ダルが監督室にその日来て」と、ダルビッシュが監督室に訪ねてきた。

　そこでダルビッシュは「監督、（宇田川の投球を）見てましたよね。良くなっているから、僕も話してるけど、監督が部屋に呼んで“宇田川に良いボールだったよ”と言ってください」と助言を受けたという。指揮官は「それぐらいピッチャー全体のことを考えてくれていた」と投手陣を支えてくれたダルビッシュに感謝した。