巨人・原監督 わずか3安打1得点の打線バッサリ「大城はクリーンアップじゃないからね」

[ 2023年5月7日 17:50 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年5月7日    バンテリンD )

<中・巨>8回途中から菊地を登板させた原監督はナインを鼓舞する(撮影・西川祐介)
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 最下位・中日との“直接対決”3連戦でまさかの3連敗を喫した巨人の原辰徳監督(64)は中軸打線に奮起を促した。

 巨人・赤星、中日・高橋宏の投げ合いで6回まで0―0のまま試合が進行。巨人は7回に7番・大城卓の4号ソロで待望の先制点を奪ったが、その裏にそれまで好投していた先発右腕・赤星が追いつかれて降板すると、1―1のまま迎えた8回にはリリーフ陣が3四球を与えて犠飛で決勝点を奪われた。これで“魔の8回”の失点は6試合連続。先発投手は10試合連続で白星なしとなったが、打線は高橋宏、福、田島、マルティネスの継投にわずか3安打で、そのうち1安打は先発投手・赤星の二塁打だった。

 試合後、打線について自ら「なかなかやっぱり絡まないね。打線がね。1点でっていうのもね、非常に難しいでしょうね。もう少ししっかりとチームとして動かないといけませんね」と切り出した原監督。こういうときこそ中軸…と問われると「もちろん、そりゃあそうですよ。そりゃそう」としたうえで大城卓について聞かれると、「まあまあまあまあ。大城はクリーンアップじゃないからね」と話した。

 巨人はこれで借金5。中日に勝率わずか5厘差のゲーム差なしに迫られ、首位DeNAとのゲーム差は今季最大の7.5差に開いている。

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