栗山監督 韓国戦でヌートバーを「外そうと思った」 本人に伝えるも…“壊れても出る”気概感じた

[ 2023年5月7日 20:41 ]

侍ジャパンの栗山英樹監督
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 侍ジャパンの栗山英樹監督(62)が7日放送のテレビ朝日「緊急特報!侍ジャパンWBC世界一の熱狂!」(後7・00)に出演。第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド第2戦の韓国戦でラーズ・ヌートバー外野手(25=カージナルス)をスタメンから外すことを考えていたと明かした。

 番組で1次ラウンド4試合をVTRで振り返った後、栗山監督は「準決勝、決勝があまりにも意味のあった大きな試合で、ふと思い出すとあの4試合苦しかったなっていう感じです」と思い返した。

 韓国戦は結果的に13―4の完勝だったものの、源田が負傷するなど苦しい試合だった。これに栗山監督は「源ちゃんのこととか、いろんなことがある前に、まずヌートバーが中国戦の終わりに足つってっていうのがあった」と、第1戦の中国戦終盤にヌートバーが打席でスイング後に足をつり、途中交代を打診するも本人の希望で出場続行したことを振り返った。

 このアクシデントに「それも実は裏で、僕的には肉離れに近いものの可能性があると思ってて。韓国戦は外そうと思った」と明かした。この考えをヌートバーに伝えると「何言ってんだお前!」と拒否されたそうだ。

 ヌートバーの言い方には「そういう言い方じゃないですよ。気持ち的に」と訂正しつつ「俺は何のために日本に来たんだというのが、通訳通じて“絶対何があっても出る”“壊れても出る”っていう」と気概を感じたことを明かした。

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