巨人“魔の8回”に救援陣ストライク入らず、3四球で敗れる 原監督「明後日からまたやり直し!」

[ 2023年5月7日 17:37 ]

セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年5月7日    バンテリンD )

<中・巨>中日に3連敗を喫し、険しい表情の原監督(中)(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 5位の巨人は最下位・中日との“直接対決”3連戦で3連敗を喫し、借金5。中日に勝率わずか5厘差のゲーム差なしに迫られ、今季4度目となる単独最下位転落危機に直面した。巨人の同一カード3連敗は4月の広島戦(マツダ)に続いて今季2度目。首位DeNAとのゲーム差は今季最大の7.5差に開いている。

 巨人・赤星、中日・高橋宏の投げ合いで6回まで0―0のまま試合が進行。巨人は7回に大城卓の4号ソロで待望の先制点を奪ったが、その裏にそれまで好投していた先発右腕・赤星が追いつかれて降板した。1―1のまま迎えた8回には3番手右腕・直江が2者連続四球で無死一、二塁のピンチを招き、5番手右腕・菊地も四球を与えて1死満塁とし、石川昂の犠飛で決勝点を奪われた。巨人は今回の3連戦で全て先制しながら全て逆転負けを喫して3連敗。“魔の8回”に6試合連続で失点し、先発投手は10試合連続で白星なしとなった。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――赤星。

 「良かったね。非常にらしいピッチングができたと思いますね」

 ――互角以上。

 「ですね。(自ら切り出し)なかなかやっぱり絡まないね。打線がね。1点でっていうのもね、非常に難しいでしょうね。もう少ししっかりとチームとして動かないといけませんね」

 ――こういうときこそ中軸。

 「もちろん、そりゃあそうですよ。そりゃそう」

 ――大城卓は。

 「まあまあまあまあ。大城はクリーンアップじゃないからね」

 ――8回は無安打で決勝点献上。

 「うーん、ねぇ。まあ非常に若い投手たちだけれどもねぇ、今はしっかりなんていうかな。糧として栄養に変えないとね。という中で我々も彼らを育てていくということですね」

 ――逃げているようには見えなかった。

 「ええ。でも結果的にどういうふうに言われてもね、そこは自分で乗り越えないといけませんね」

 ――ストライクを取ることを求めたい?

 「そんなものを求めてマウンドに上げないでしょ。まあ明後日からまたやり直し!やっていきます!ね!」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月7日のニュース