西武2軍キャンプ　育成出身の長谷川「逆方向の打撃を形に」滝沢「走攻守でレベルアップ」開幕1軍へ奮闘

ノックを受ける滝沢（右）と長谷川
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　高知・春野でキャンプ中の西武のB班（2軍）はグラウンドコンディション不良のため屋内運動場でメニューを消化。昨年、育成から支配下登録を勝ちとった長谷川と滝沢は、キャッチボールとペッパー（トスバッティング）を一緒に行い、ノックも同じ組で行った。

　長谷川はフリー打撃で鋭い打球を連発。「今の実力では（1軍は）難しいと一番に思った。自主トレでは狙って逆方向に打つ練習に取り組み、形になりつつあるので、キャンプでさらに精度を上げて1軍の投手相手にどこまで通用するか試したい」と意気込んだ。60メートルの距離を12秒以内に走るランニングメニュー10本を常にトップで走りきった滝沢は「昨シーズンは最初は良かったが試合に出るにつれ、考え過ぎてしまいました。

今シーズンは自分本来の思い切りの良さを出してレギュラーを獲るのが目標。このキャンプではたくさん練習して走、攻、守すべてレベルアップしたいです」と開幕1軍へ猛アピールを誓った。