ヤクルト・古田臨時コーチ　高橋奎に「球自体は悪くなかったが、しっくりきていないみたい」

ブルペンで投球を捕り損ね苦笑いの古田臨時コーチ（撮影・沢田　明徳）
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　侍ジャパン入りしているヤクルトの高橋奎は古田臨時コーチと「初バッテリー」を組んだ。ブルペンでの投球練習のうち8球を受けてもらい「凄く光栄。いいボールがいかなかったですけれど」と苦笑い。古田コーチは「球自体は悪くなかったけれど、本人はしっくりきていないみたい」と評した。計34球を投げた左腕はWBC使用球について「まだてこずっている感じ」と話した。

　《中村にも金言》キャンプに合流した古田敦也臨時コーチが、侍ジャパンに選出されている中村に金言を贈った。88年ソウル五輪で銀メダル獲得に貢献した名捕手は「ピッチャーとのコミュニケーションを合宿でしっかり取る」と準備の大切さを強調。リードは「日本人も外国人も変わらない。相手の嫌なところを突いていくのが仕事」と説き、「自分の経験を信じてやってほしい」と語った。指導初日からブルペンで大西のボールを15球受けるなど精力的に動いた。