ソフトB 育成1位・赤羽 ロマン詰まった152キロ腕 「バランス良く投げること」テーマに発進

[ 2023年2月7日 08:30 ]

ブルペンで投げ込む赤羽
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 毎週火曜日にソフトバンクのファーム情報をお届けする「筑後鷹」の第14回はドラフト1位ルーキーのイヒネ・イツア内野手(18=誉)。新人合同自主トレは新型コロナウイルス感染により出遅れ。春季キャンプは筑後市のファーム施設でのリハビリ組からスタートとなったが、体重増を掲げるなどポジティブな気持ちで取り組んでいる。また、2月から育成ルーキー連載もスタート。第1回は育成ドラフト1位・赤羽蓮投手(18=霞ケ浦)を紹介する。

 ロマンが詰まっている右腕だ。1メートル87の長身、育成ドラフト1位の赤羽はC組の筑後キャンプ初日からブルペン入り。捕手を立たせて25球を投げ込んだ。テーマは「バランス良く投げること、傾斜に慣れること」。この日は直球のみだったが「調子がいいので継続してできるように頑張りたいです」と手応えを語った。

 茨城県出身。霞ケ浦では昨夏に初めてエースナンバーをゲットし、3回戦で自己最速を7キロも更新する152キロを記録してドラフト候補に浮上。「長身からの直球とスプリットを交ぜて打ち取ること」と自身のアピールポイントを語った。

 筑後市のファーム施設でのトレーニングは刺激でいっぱいの日々だ。「誰がというわけではないですけど、先輩方はみんな凄いボールを投げている。まねできるところはしていきたい」と意欲。「支配下はもちろん、ケガしない体づくりをしていきたい」と赤羽。挑戦の日々は始まったばかりだ。

 ◇赤羽 蓮(あかば・れん)2004年(平16)4月9日生まれ、茨城県出身の18歳。小学1年時に野球を始める。中学時の江戸崎ボーイズでは全国大会4強入りに貢献。霞ケ浦では甲子園出場経験なし。1メートル87、80キロ。右投げ右打ち。

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2023年2月7日のニュース