アスレチックス・藤浪 日米3年連続となる開幕投手へ意欲 思い出の地・鳴尾浜で渡米前最後の練習

[ 2023年2月7日 02:30 ]

アスレチックス・藤浪
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 阪神からポスティングシステムを利用してアスレチックスに移籍した藤浪晋太郎投手(28)が6日、兵庫県西宮市の鳴尾浜球場で渡米前最後の練習を行った。

 目指すは3月30日(日本時間31日)の大谷が所属するエンゼルスとの開幕戦登板。右腕は「どこで投げるかは分からないですけど大体のローテーションが決まったら目指して調整できたら」と意欲を燃やした。実現すれば日米3年連続の大役となる。

 自主トレでは体づくりや投球練習に励んだ。15日(同16日)から始まるバッテリー組の春季キャンプに向けて「もう大丈夫」と仕上がりを宣言した。この日、体を動かした場所は12年の入団後、多くの時間を過ごした思い出の地。なかでも、選手寮「虎風荘」での記憶は鮮明だ。「梅野さんとか、岩貞さんとか、岩崎さんとか、少し上の世代ですけど、よく遊びに行ったなあとか。寮の部屋で先輩らとゲームもしたな」と懐かしむ。10年間過ごした虎に別れを告げ、さらなる高みへ。きょう7日に海を渡る。(山手 あかり)

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2023年2月7日のニュース