西武 勝って首位守る!柘植 8試合ぶり先発で打って守って躍動

[ 2022年8月22日 05:30 ]

パ・リーグ   西武3―1オリックス ( 2022年8月21日    ベルーナD )

<西・オ>5回、柘植が右前適時打を放ち塁上でガッツポーズ(撮影・篠原岳夫)
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 西武のオリジナル「人生ゲーム」が、小学生以下の来場者に配られた一戦。ゲームの宣伝役も担った捕手の柘植が、8試合ぶりに先発し適時打を放った。

 「僕の立場だと本当に一試合が大事。とにかく勝つことだけを考えた」。7月7日にプロ初登板初勝利された椋木から、初回に山川の左前打などで2点を先制。14回2/3を無失点だった右腕にプロ初失点を記録して1回2/3で降板させた。だが、以降は打線が低調。嫌な流れを断ち切ったのが柘植の一打だった。

 2―1の5回1死一、三塁。比嘉の直球に詰まりながらも右前に適時打。「筋肉痛」や「監督にアピール」などのマスを通過してゴールを目指す「人生ゲーム」のように、勝利へ近づく関門をクリア。「勝つことができて本当にうれしい」。捕手として4投手を好リードし、60勝リーグ一番乗りに導いた。

 負ければ首位陥落の一戦で辛勝。夏期限定ユニホームを13勝9敗2分けで締めた辻監督は「初戦勝って、最後も勝って良かった」と喜んだ。(神田 佑)

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2022年8月22日のニュース