最下位転落危機の巨人 中日との直接対決3連戦初戦はエース菅野が先発 82日ぶり白星なるか

[ 2022年8月22日 16:27 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2022年8月23日    東京D )

<巨人練習>村田コーチ(右)と談笑する菅野(撮影・尾崎 有希)
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 今季ワースト6連敗中の5位・巨人は1・5ゲーム差に迫られた最下位・中日と23日から本拠・東京ドームで3連戦を戦う。

 3連戦の結果しだいで最下位転落の可能性がある直接対決。大事な初戦では復帰2戦目となるエース、菅野智之投手(32)が予告先発投手としてマウンドに上がる。

 菅野は7月20日に新型コロナウイルス陽性判定を受け、隔離療養。8月16日に出場選手登録され、同日のDeNA戦(横浜)で1カ月ぶりとなる先発マウンドに上がった。だが、ソトに勝ち越し11号ソロを許すなど6回6安打3失点で降板。今季6敗目(6勝)を喫した。それでも今季最速となる152キロをマークするなど力投。7回に先頭打者として打席が回ると代打・石川を送られて降板となったが、“まだいける”とばかりに打席へ向かおうとする姿に桑田真澄投手チーフコーチ(54)が慌てて止めに入る場面も見られるなど執念を見せた。

 仮に中日との直接対決初戦を落とすと、0・5ゲーム差に接近。いよいよ最下位転落が見えてくるだけに、6月2日のソフトバンク戦(東京D)以来82日ぶりの今季7勝目を目指す菅野の右腕にまずは勝利を託すことになる。

 なお、巨人が最下位となれば2018年6月9日以来4年ぶりだが、100試合以上消化しての最下位転落となると1997年9月5日以来25年ぶりの屈辱となる。

 【巨人の今季ワースト6連敗】
8月16日 ●1―3DeNA(横浜)
8月17日 ●3―7DeNA(横浜)
8月18日 ●3―4DeNA(横浜)
8月19日 ●0―4阪神(東京D)
8月20日 ●1―5阪神(東京D)
8月21日 ●1―6阪神(東京D)

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