中日 19歳コンビで首位ヤクルトに快勝 土田が決勝打&先発・上田は5回無失点 最下位脱出見えてきた

[ 2022年8月22日 04:45 ]

セ・リーグ   中日5―2ヤクルト ( 2022年8月21日    バンテリンD )

<中・ヤ>決勝打を放った土田(中央)は、ナインと笑顔で喜ぶ(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日は接戦を制し、首位・ヤクルトに勝ち越した。勝利を運んできたのは高卒2年目の19歳コンビだ。

 決勝打は土田だ。同点の7回1死二塁、木沢が投じた低めの154キロを技ありの左前適時打。19日のサヨナラ打に続くお立ち台では「大野奨さんが良い形で出塁してバントでつないでくれたので、何とか1点とりたいと思って打席に立った。最高の形になって良かった」と笑顔を見せた。

 投げては育成出身の左腕・上田だ。5回3安打無失点。村上には2四球を与えたが、徹底的な内角攻めで4番の仕事をさせず。自己最多タイ7奪三振と躍動した。5回1死一、三塁から上田の代打・平田が適時二塁打を放って先制し勝利投手の権利を得たが、惜しくもプロ初勝利はお預け。それでもチームはバンテリンドームで先制すれば今季22勝2敗の勝率・917。上田の頑張りが必勝パターンにつながり「チームが勝てたので良かった」と胸をなで下ろした。

 5位・巨人とは1・5差に接近。23日からの直接対決で、最下位脱出を狙う。(中澤 智晴)

 ▼中日・立浪監督(上田について)何とか勝ちをつけてやりたいというところで(5回は)代打で勝負に出た。その後に追いつかれて勝ちはつかなかったが、またチャンスを与えたい。投げるたびに成長している。

続きを表示

この記事のフォト

2022年8月22日のニュース