エンゼルス・大谷 4回3失点降板、5回に代打出され11勝目ならず ウイルス性胃腸炎と発表

[ 2022年8月22日 05:39 ]

ア・リーグ   エンゼルス0―4タイガース ( 2022年8月21日    デトロイト )

<タイガース・エンゼルス>初回、大谷は先頭打者本塁打を浴びる(撮影・大森 寛明)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は21日(日本時間22日)、敵地コメリカ・パークでのタイガース戦に「3番・投手兼DH」で出場。4回5安打3失点で降板、8敗目(10勝)を喫した。エンゼルスは0―4で敗れた。

 初回先頭打者のグリーンにいきなり本塁打を浴びる滑り出し。2回には2死満塁をしのいだものの4回2死一、二塁からレイエスに2点打を浴びた。直後の5回の攻撃、1死一、二塁の場面で大谷に代打カート・スズキが出され降板となった。この後球団から大谷は「ウイルス性胃腸炎」と発表された。

 この日の大谷は打者としては1打数無安打1四球、投手としては4回を投げて5安打3失点(自責点3)4四球2三振1本塁打1暴投だった。85球中、ストライクは47球のみと制球を欠いた。

 大谷は20日(同21日)の同カードの4打席目に自打球を右足に当ててしばらく痛そうなそぶりを見せており、その影響も考えられる。状態次第で、投手としての規定投球回(162回)への到達に暗雲が漂う可能性がある。

 今季成績は、投手で21試合に登板して10勝8敗、防御率2・83。打者で117試合に出場し打率・265、27本塁打、72打点。

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