阪神　梅ちゃんバズーカ&今季3度目猛打賞で才木アシスト　矢野監督「初回の盗塁アウトで流れが来た」

セ・リーグ   阪神6―1巨人 （ 2022年8月21日    東京D ）

＜巨・神初回、坂本のとき吉川の二盗を刺す梅野（撮影・村上　大輔）
Photo By スポニチ

　扇の要である阪神・梅野が、攻守両面で先発・才木をもり立てた。まずは初回、吉川の二盗企図を“バズーカ”発動で阻止。2回2死一、二塁では8番・若林に対して無理な勝負をすることなく冷静に投手勝負で切り抜け、3回からは決め球に直球を選択して右腕の好投を引き出した。「内容のあることがバッテリーでできた。悪い時でもこうやってできるという投球だった」と支えた。

　打撃でもシューメーカーから左前打、右前打と広角に打ち分け、チャンス拡大。7回には平内から右前打を放ち7日広島戦以来、今季3度目の3安打猛打賞をマーク。「つなぐという意味で良い仕事ができた。打球方向的にも満足いく打球があった」とうなずいた。

　矢野監督からも「初回の盗塁アウトで流れがこっちに来た。良いリードをしてくれた」と存在を高く評価された。