ラオウ不在響いたか…オリックス 西武戦同一カード3連勝逃し4位後退も中嶋監督「次どうするか」

[ 2022年8月22日 04:45 ]

パ・リーグ   オリックス1-3西武 ( 2022年8月21日    ベルーナD )

<西・オ>オリックス先発の椋木は2回途中でマウンドを降りる(撮影・篠原岳夫)
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 オリックスはコロナ禍の影響で投打の歯車がかみ合わず、敗戦。2位・ソフトバンクを対象とした自力優勝の可能性が、またも消滅した。試合前に杉本がコロナ感染者との濃厚接触疑いで出場選手登録を抹消され、主軸不在の打線は1点止まり。コロナ陽性からの復帰登板だった先発・椋木も、自己最短となる1回2/3を2失点でプロ初黒星を喫した。

 「早い回でマウンドを降りることになってしまい情けない」。1カ月ぶりのマウンドで椋木が精彩を欠いた。初回1死一、二塁で山川の左前適時打でプロ初失点し連続無失点は14回2/3で止まった。なお1死一、三塁で呉念庭(ウーネンティン)への2球目が暴投となり2点目を失った。2回2死から連打を浴びたところで降板。チーム先発投手の今季最短降板だった。指揮官は「内容が物語っているとは思うのですけどね。乗り越えられる選手だと思っていますので」と、飛躍の糧とすることを期待した。

 西武3連戦3連勝を逃し4位後退したが、首位・西武とは2・5差。中嶋監督は「次どうするかしか考えていない。全員でそう思っている」と前を向いた。(湯澤 涼)

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2022年8月22日のニュース