オリックス　痛恨サヨナラ負けで自力V消滅…3点差追いつくも宇田川プロ初被安打が決勝弾

パ・リーグ   オリックス4ー5ソフトバンク （ 2022年8月13日    ペイペイD ）

＜ソ・オ＞9回1死、周東にサヨナラ本塁打を打たれガックリ引き揚げる宇田川（撮影・中村　達也）
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　オリックスは8回に3点差を追いつく粘り及ばず、今季3度目のサヨナラ負けを喫した。同点の9回を任された宇田川が1死から周東に右越え被弾。プロ4度目の登板で初被安打がサヨナラ弾という異例の幕切れに中嶋監督は「信じて出していますので。結果は、もう、こっちの問題」とかばった。

　「越せなかったのが全て」と振り返ったように打線の決定力不足も敗因の一つ。5投手から計10四死球をもらいながら再三の得点機で一気に攻め込めなかった。混戦の首位戦線から後退し、自力優勝の可能性が消滅。「みんな悔しいと思っていると思う。また明日しっかり出してもらって。過去のことと思って。取り返せないのでね、次のことを考えます」と前を向いた。

　《自力V可能性は西、ソ、楽に》オリックスは自力優勝の可能性が今季初の消滅。対象は2位のソフトバンクで、オリックスが残り34試合に全勝しても、ソフトバンクがオリックス戦以外の残り36試合に勝った場合、最終勝率で上回れなくなったため。現在自力優勝の可能性が残っているのは西武、ソフトバンク、楽天の3チーム。