【甲子園】聖望学園のエース・岡部 大阪桐蔭に猛打浴び「すべてにおいて相手が上だった」

[ 2022年8月14日 17:30 ]

第104回全国高校野球選手権大会・2回戦   聖望学園0-19大阪桐蔭 ( 2022年8月14日    甲子園 )

<聖望学園・大阪桐蔭>聖望学園の先発・岡部(撮影・岸 良祐)
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 聖望学園は大阪桐蔭に25安打を浴び、19失点で大敗。2回戦で姿を消した。

 エース・岡部大輝(3年)は初回から相手4番・丸山一喜、5番・海老根優大(3年)に連続タイムリーを浴びるなど、序盤から大阪桐蔭打線の猛攻を受け、4回9失点で降板し左翼の守備についた。9回に再登板もプロ注目打者・松尾汐恩(3年)に2ランを浴び、さらに2失点した。

 試合後は悔しそうな表情を見せつつも涙はなく「やっぱりすごいチームだなと思いました。自分の力も出せなかった部分もありますし、それを相手チームが上回ってきた部分もある。すべてにおいて相手が上だった」と大阪桐蔭打線に脱帽した。

 それでも埼玉大会決勝でセンバツ4強の浦和学院を完封するなど、13年ぶりとなる甲子園出場の立役者となった右腕は聖地のマウンドについて「やっぱり、ずっと目指してきたところなので立てて良かったなと思いましたけど、悔しさも残るマウンドでしたね」と唇を噛みしめながら振り返った。

 今後は大学進学を考えているといい「大事なところで抑えられる投手になりたい」とさらなる成長を近い、聖地を後にした。

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