巨人クロール「サイコー!ジャイアンツ!」 今季途中加入、7試合目登板で待望の来日初勝利

[ 2022年8月14日 19:01 ]

セ・リーグ   巨人3―2広島 ( 2022年8月14日    東京D )

<巨・広>NPB初勝利を挙げ、ポーズをとるクロール(撮影・河野 光希)
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 巨人の新助っ人左腕、イアン・クロール投手(31=米国)が7試合目の登板となった広島戦(東京D)で来日初勝利をマークした。

 2―2で迎えた8回に4番手として登板。いきなり主砲・マクブルームとの対戦となったが、ナックルカーブで空振り三振に斬って取ると、西川には中前打を許したものの坂倉を遊ゴロ併殺打に打ち取って結果的に3人でこの回を終了。その裏、丸が勝ち越しの左越え二塁打を放って14球を投げたクロールに勝利投手の座が転がり込んだ。

 打のヒーロー、丸に続いてお立ち台に上がったクロールはさすがにうれしそうな表情で「最高の気持ちです。最終的に勝てましたし、皆さんの応援が力になりました。ありがとうござました」とまずはファンの応援に感謝。お立ち台からの景色を聞かれると「ちょっと緊張していますけど、皆さんの応援が凄く力になって、それをエネルギーに変えてプレーできて非常にうれしい気持ちでいます」と続けた。

 身長1メートル85、体重100キロの左投げ左打ち。メジャーリーグではリリーフとして通算243試合に登板し、今季途中に巨人入りした。7月20日に初めて出場選手登録され、今月6日のヤクルト戦(神宮)では来日初セーブ。7試合目のマウンドで待望の来日初勝利にたどり着いた。

 自身の投球内容については「マクブルーム選手とは米国でも対戦したことがあるんですけれども、いいバッターですけど、先頭としてしっかり抑えられて良かったです」。来日してまだ日は浅いが「日本は初めてですけども、チームメートも温かく迎え入れてくれましたし、ファンの皆さんが温かく見守ってくれているのでとても楽しんでいます」とご機嫌だった。

 「チームが勝ち続けるために出来る貢献をしっかりして『GO!GIANTS!』と。そういう気持ちです」というクロール。最後は「サイコー!ジャイアンツ!」と日本語も披露して締めくくった。

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