首位・西武 エンスが降雨中断後に突然崩れ逆転負け 辻監督「中断でリズム崩したかも分からない」

[ 2022年8月14日 21:04 ]

パ・リーグ   西武3―4楽天 ( 2022年8月14日    楽天生命 )

<楽・西>7回、辰己に同点2ランを打たれたエンス(撮影・篠原岳夫)
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 西武は、そこまでほぼ完璧な投球だったエンスが27分の降雨中断後に突然崩れた。

 6回2死から浅村に初球を投げたところで雨脚が強まって中断。再開後は浅村を打ち取ったが、7回先頭の島内にソロを浴び、岡島に中越え二塁打、辰己に右越え2ランと、3連打で同点に追いつかれた。辻監督は「いいピッチングしてくれたんだけど。ピッチャーとしたら、中断でリズム的に崩したかも分からない。でも、同点までで踏ん張ってくれたので」とねぎらった。

 同点の8回に水上の一塁へのけん制悪送球が絡んで勝ち越された。指揮官はセットアッパー右腕に「あのけん制どうした?(投球は)当然研究されるだろうし、いろいろ考えないといけない」と今後の対策を講じていく。

 首位のチームは楽天生命パークでの連勝が8で止まったが、2位・ソフトバンクが敗れたためゲーム差は1・5のままで、来週は本拠地での6連戦を戦う。

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2022年8月14日のニュース