ヤクルト今季初の引き分けで首位死守 高津監督「打つ方も守る方もよく粘った」

[ 2022年5月15日 20:38 ]

セ・リーグ   ヤクルト5─5広島 ( 2022年5月15日    マツダ )

<広・ヤ>初回2死一塁、村上は右中間に先制2ランを放つ(撮影・坂田 高浩)
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 ヤクルトは今季初の延長12回引き分けに終わり、首位をキープした。今季最長4時間44分の熱戦を高津監督は「打つ方も守る方も投げる方も本当によく粘れたのかなと。勝てなかったですけれど、ビジターで難しいゲームを負けなかったのは、すごく大きい」とうなずいた。

 6回まではシーソーゲームだった。初回に村上の2ランで先制も、先発の石川が5回に3失点。すぐに6回に長岡の適時打などで3点を奪い逆転したが、その裏に追いつかれた。7回以降は投手戦。救援防御率リーグトップの2・17を誇るリリーフ陣が奮闘。今季最多8投手の継投で勝ち越しを許さなかった。

 現役時代は守護神を務めた指揮官は「ビジターで相手が裏の攻撃。投げる難しさはすごくよく理解しているつもり。ピンチはたくさんあったけれど、最後の1本を許さなかった、最後の1球をしっかり投げきったところは、リリーフピッチャーとしてすばらしいこと」とたたえた。

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2022年5月15日のニュース