阪神・佐藤輝「好きな球場」ハマスタで躍動3安打1打点　仲のいい中野の2本塁打に脱帽「びっくり」

セ・リーグ   阪神9-2DeNA （ 2022年5月14日    横浜 ）

＜D・神＞9回、佐藤輝は左前打を放つ（撮影・平嶋　理子）　
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　豪快な打撃では同期の中野にお株を奪われたが、佐藤輝も3安打1打点の活躍で阪神の大勝に貢献した。

　「いいイメージをみんな持っているので。好きな球場です。すごい楽な状態で今日は（打席が）回ってきたかなと思います」

　チームとして得意とするハマスタで、初回から好機で打席に立った。近本、中野の連打とマルテの右犠飛で先制し、なお1死二塁。上茶谷の内角高めの直球を右翼線にはじき返す二塁打で追加点をもたらした。開幕から続く執拗（しつよう）なインハイ攻めにも「しっかり狙いをつくっていっているのでいいかなと」と意に介さず。7、9回にも安打し、19試合ぶり3度目の猛打賞で打率.284まで引き上げた。

　2歳上で仲のいい中野の2本塁打には「もうびっくりしました。かなりびっくりしました」と脱帽。好調の中野が2番に定着し、3番にマルテが帰ってきたことで、より4番の仕事に集中できる状況が整ってきた。15日は大好きな球場で本領発揮の豪快弾といきたい。（山添　晴治）