【阪神・矢野監督語録】大活躍の中野に「捉えるというところでは本当にしっかりしたものを持っている選手」

[ 2022年5月15日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神9-2DeNA ( 2022年5月14日    横浜 )

<D・神>9回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・島崎 忠彦)
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 ▼青柳は不調でも試合をつくった 打線も前回、ヤギに借りがあったんで。たくさん点を取ってくれた中での投球も簡単ではない。逆に早く抑えたいし、早くアウトを取りたいし。そういうところもしっかりやってくれたんじゃないの。

 ▼1、2番が計7出塁7得点 なかなかこういう攻撃ができなかった。チカ(近本)が出て、しっかり還す方も還せた。マルテはまだまだ上がって来てほしいけど、やっぱり1、2番が出ると、そういう内容の打撃にも近づいてくる。“何とかしよう”と、得点圏に走者を置けば置くほど、そういう気持ちにさらになっていくと思うんで。

 ▼中野は小力もある まあ、この球場はもちろん、拓夢でもチャンスはあるし。パワーがある打者じゃないけど、捉えるというところでは本当にしっかりしたものを持っている選手なんで。3割にも乗ったし、こういう還す打撃もできるところもそうやし、もっともっと高いところ目指してやってもらいたい。

 ▼マルテ、大山の犠飛も効果的 マルテのは、もうちょっと飛ばしてくれたらというのはある。最低限仕事をしてくれてるけど。(大山)悠輔もあそこであの内容はオッケーな部分もあるけど、さらに言えば、あれを放り込むくらいの(甘い)ゾーンだった可能性もあるし。あれで良し、というよりは、上をイメージしてやってもらった方がいいかなと。 

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2022年5月15日のニュース