大谷翔平 メジャー通算100号!松井秀喜、イチローに続き日本人3人目 量産ペース最速

[ 2022年5月15日 12:54 ]

ア・リーグ   エンゼルスーアスレチックス ( 2022年5月14日    オークランド )

<アスレチックス・エンゼルス> ダブルヘッダーの第2試合。5回、メジャー通算100号となる今季7号・2ランを放つ大谷 (撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が14日(日本時間15日)、アスレチックスとのダブルヘッダー2試合目に「3番・DH」で先発出場。5試合ぶりとなる7号本塁打を放ち、日本選手3人目となるメジャー通算100号に到達した。

 6-1の5回無死二塁、アスレチックス先発・オラーの投じた初球93マイル(約150キロ)を完ぺきにとらえると、打球はバックスクリーン左へと高い放物線を描く7号2ランとなった。生還後、儀式となっているカーボーイハットをかぶり、ベンチの仲間たちと笑顔でハイタッチ。100号到達は日本選手では松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に次いで3人目。敵地オークランド・コロシアムはメジャー初安打、初勝利を記録しており、思い出の場所での節目の一発となった。

 大谷は9日(同10日)のレイズ戦で自身キャリア初となる満塁本塁打を含む2打席連発で通算99号に到達。この日のダブルヘッダー1試合目は第2打席で右翼線二塁打を放つなど、3試合ぶりのマルチ安打を記録したが、本塁打は出ていなかった。

 ダブルヘッダー2試合目は初回1死一塁からの第1打席は遊ゴロ併殺。3回無死からの第2打席は三ゴロだった。この試合までの打撃成績は打率・257、6本塁打、22打点、5盗塁だった。

 量産ペースは先に達成した2人を上回った。メジャー5年目での達成は松井と同じだが、大谷は出場459試合目での大台(登板数を含む)。松井の636試合より約200試合ほど早いペースでの到達となった。イチローは2001年に渡米し、ヤンキース時代の12年7月に100号を放っている。

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