江川卓氏 東浜だけでなく大野雄にも「アッパレ」 今季ノーノーなど快投多い“要因”を明かす

[ 2022年5月15日 16:17 ]

江川卓氏
Photo By スポニチ

 巨人の元エースで、野球解説者の江川卓氏(66)が15日、コメンテーターとしてTBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に初出演。今季完全試合やノーヒットノーランなどの大記録が相次いで飛び出した要因について自論を展開した。

 今季はロッテの佐々木朗希投手が4月10日のオリックス戦で完全試合を飾ると、5月11日にはソフトバンクの東浜巨投手がノーヒットノーランを達成。また、中日の大野雄大投手も5月6日の阪神戦で延長10回2死まで完全投球を見せるなど、ここまで投手の活躍が目立っている。

 この現状について江川氏は「今、落ちるボールっていうのが主流なんですね。バッターとしては落ちてくるボールが多くなってくるんで早めに打ちたいっていうことになるんですね。それによって早めに打つことでピッチャーのペースになりやすいってことが起こるので、こういうことが重なって(大記録が)起こる可能性がちょっとあるんですね」と分析。

 司会の関口宏から「投手の時代?」と問われると、江川氏は「そこまではいきませんが、そういう(落ちる)ボールが増えてきているんでバッターが早く打っている。だからこそ100球行かないで達成(東浜は97球)してるんですよ」とコメントした。

 米国からリモート出演した上原浩治氏が「100球以内でのノーヒットノーランは本当に素晴らしいと思いますよ。だから東浜投手にはアッパレをあげて下さい」とコメントすると、江川氏は「それだったら3人ともにあげて下さい」と提案。東浜、佐々木朗、大野雄の3人に「アッパレ」が贈られることになった。

続きを表示

2022年5月15日のニュース