巨人・原監督「たぶんあれするんじゃない?」 4回4失点KOの堀田は登録抹消へ

[ 2022年4月7日 22:00 ]

セ・リーグ   巨人2―9広島 ( 2022年4月7日    マツダ )

<広・巨>2回、汗を拭いながらベンチへ戻る堀田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は今季最多9失点で広島に敗れ、開幕4カード目にして今季初めて負け越した。

 初回に広岡、坂本、ポランコが3連打。開始わずか4球で無死満塁という絶好機を築くと、主砲・岡本和はファウルで粘った11球目を左中間への2点適時二塁打として幸先良く2点先取した。だが、前回登板した3月31日のヤクルト戦(神宮)で6回零封し、プロ初登板初先発初勝利を飾った先発右腕・堀田がその裏に相手の新助っ人マクブルームに真ん中直球を左翼スタンド上段へ1号2ランされてあっという間に同点。2回に1点勝ち越されると4回にもう1点失い、4回4失点で降板。2―4で迎えた7回には守備の乱れが相次ぎ、わずか3球でビエイラが危険球退場となるアクシデントもあって一挙4失点。8回には奥川(ヤクルト)と星稜時代にバッテリーを組んでいた山瀬がプロ3年目にして初めてマスクをかぶったが、さらに1失点して9失点となった。

 試合後、原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――終盤に守備のミスが続いて突き放されてしまった

 「まあまあ、やっぱり先発ピッチャーは出来たてほやほやの選手だけれども、役割という部分からいくと、やっぱりこういうゲーム展開になる確率のうんと高いピッチングだったな。もう少し先発ピッチャーがゲームを作るということがね。堀田個人に対しては酷かもしれないけど、先発ピッチャーっていうのはそういうもんだから」

 ――オープン戦からきょうが初失点。甘いところに行ったりも

 「いやいや、それはもう、細かいところはあまり言いたくはないけどね。やっぱり先発ピッチャーの役割というものは重いんだということが分かることが彼のきょうの、なんていうかな、成長の足跡だと、一歩になるわけだよね」

 ――来週は5試合。堀田は今後は

 「えーっと、たぶんあれするんじゃない?(一度抹消?)うん」

 ――代わりは満を持して外国人が?

 「それはどうかなー?前日にわかる話でしょう」

 ――吉川の1番が続いていたが、今日は広岡

 「まあ、コンディション等々はとてもいいんでね。きょうは少しなんというか、リフレッシュというか。そういう部分で広岡に期待したということですね」

 ――役割を果たしてもらいたいところで初回の攻撃は素晴らしかった

 「そうですね」

 ――やはり7回の守備

 「えっへっへ。まあまあ、もうちょっと準備さえしとけばできるプレーだったというとこだと思いますね」

 ――広島は本塁が空いている瞬間を狙ってきたり、隙のないプレー。以前からおっしゃっているようにこちらが隙をみせるプレーはやってはいけない

 「そうそうそう。やっぱり準備という部分をさらに強めた形で先読みするということはとても重要なことですね」

 ――初回の攻撃は幸先良く鮮やか

 「ねえ!だからあれも2点取ったか、2点しか取れなかったと思うか。この辺はみんながどう思うかですよ。OK?」

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2022年4月7日のニュース