浦和学院前監督・森士氏が理事長のNPO法人が「こども食堂」支援へ

[ 2022年4月7日 18:50 ]

「こども食堂応援プロジェクト」を始動した(左から)浦和学院野球部・森士前監督、レジデンシャル不動産・内田廣輝代表取締役、BC埼玉・角晃多球団社長
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 浦和学院の森士(おさむ)前監督が理事長を務めるNPO法人・ファイアーレッズメディカルスポーツクラブと、BCリーグ埼玉、レジデンシャル不動産が7日、さいたま市内で3社合同による「こども食堂応援プロジェクト」を始動させた。

 同プロジェクトは、埼玉を拠点に事業展開するレジデンシャル不動産が支援してきた「こども食堂」の利用者にスポーツ指導を行いつつ、スポーツの素晴らしさを伝えていくことが目的。全国14カ所のこども食堂に寄付してきた同社の内田廣輝社長が森理事長、BC埼玉・角晃多球団社長の賛同を得て、実現に至った。

 今後は青少年の健全育成や地域貢献を図っていく。森理事長は「いろいろな環境にいる子どもたちに、質の高い平等な教育を施していく。スポーツの普及という意味でも、お互いのいいところを出し合って地域への社会貢献ができたら」と話した。元高校球児だった内田社長も「社員がこどもと接する中で、外で一緒に運動できないかと声があった。野球で何かできないかというところがスタートです」と説明した。

 今年は1、2回の野球教室を予定。レジデンシャル不動産がネーミングライツを取得している「レジデンシャルスタジアム大宮」に子供たちを招待しての交流を考えている。

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2022年4月7日のニュース