巨人・大勢 変わる勇気と覚悟でケガ乗り越えた

[ 2022年4月7日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―1広島 ( 2022年4月6日    マツダ )

<広・巨>7セーブ目を挙げガッツポーズする大勢(撮影・白鳥 佳樹)
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 変わる勇気と覚悟があった。大勢がジム「Rebirth」に本格的に通い始めたのは昨年5月ごろ。右肘を疲労骨折し、手術するか悩んでいる時だった。萩原トレーナーは「手術をしない選択肢もある。ただ、トレーニングを中途半端にやるんだったら良くはならない。0からやる覚悟はあるのか」と念を押し、手術をせずにトレーニングを開始した。

 最初は硬い股関節から。肩甲骨周り、上腕二頭筋、手首と体の使い方から見直した。大学の寮から約2時間かけてジムへ。コロナ禍の影響もあり、通えるのは週に1回程度だったが、来るたびに体が改善された。「(課題を)次々クリアして来ていた。“このままやってもあかんな”というのがあったと思う」と萩原氏。ケガと向き合い、乗り越えた大勢には芯の強さがある。 (巨人担当・小野寺 大)

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2022年4月7日のニュース