あと1本が…虎党タメ息　阪神2度のサヨナラ機で、輝が梅が…あぁ凡退　矢野監督「課題の部分」

セ・リーグ   阪神１ー6DeNA （ 2022年4月6日    甲子園 ）

DeNAに敗れ、整列に向かう矢野監督（撮影・坂田　高浩）
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　最後は若い救援陣が持ちこたえられなかった形ながら、阪神は延長に入って2度のサヨナラ機を逸したことが痛かった。矢野監督は打線にも敗因を求めた。

　「最後はね、もちろん投手のところというのはあるけど。1本が出なかったというね。1本出ていないのが課題の部分でもある」

　10回は1死から中野が左翼線二塁打で出塁。糸井の守備固めで出場していた江越が空振り三振に倒れ、頼みの佐藤輝も三邪飛に終わり、甲子園がため息に包まれた。

　11回にも大山の左前打と熊谷の犠打、ロハス・ジュニアの敬遠で1死一、二塁。小幡が見逃し三振、梅野が遊ゴロに倒れた。梅野の打球は三遊間への深いゴロで、一塁走者のロハスが二塁で封殺。代走が出ていれば…とも思える場面だった。最後の1本が出ない要因を聞かれた指揮官は「技術的なこともあるし、経験も気持ちもあるし。一個じゃないと思う」と言うしかなかった。