巨人 今季最多9失点で惨敗、4カード目で初の負け越し 堀田4回4失点 終盤には守備の乱れ相次ぐ

[ 2022年4月7日 21:20 ]

セ・リーグ   巨人2―9広島 ( 2022年4月7日    マツダ )

<広・巨>4回、長野に適時二塁打を許す堀田 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は今季最多9失点で広島に敗れ、開幕4カード目にして今季初めて負け越した。

 初回に広岡、坂本、ポランコが3連打。開始わずか4球で無死満塁という絶好機を築くと、主砲・岡本和はファウルで粘った11球目を左中間への2点適時二塁打として2点先取。なおも無死二、三塁のチャンスが続いたが、中田が初球を捕邪飛に終わると、丸、ウォーカーも倒れて追加点を逃した。

 すると、前回登板した3月31日のヤクルト戦(神宮)で6回零封し、プロ初登板初先発初勝利を飾った先発右腕・堀田がその裏に相手の新助っ人マクブルームに真ん中直球を左翼スタンド上段へ1号2ランされてあっという間に同点。2回に1点勝ち越されると4回にもう1点失い、4回4失点で降板した。

 そして、2―4で迎えた7回には守備の乱れが相次ぎ、わずか3球でビエイラが危険球退場となるアクシデントもあって一挙4失点。8回には奥川(ヤクルト)と星稜時代にバッテリーを組んでいた山瀬がプロ3年目にして初めてマスクをかぶったが、さらに1失点して9失点となった。

 広島は2018年まで巨人に在籍した長野が今季初スタメンで2安打3打点。6回には無死一塁で中田の左飛をスライディングキャッチして併殺にするなど攻守で大活躍だった。

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