西日本短大付が3年ぶり福岡大会春の王者 秋の屈辱バネに猛打爆発17安打12得点

[ 2022年4月7日 05:30 ]

春季高校野球福岡大会・決勝   西日本短大付12-3小倉工 ( 2022年4月6日    北九州市民 )

優勝を決め喜び合う江川(左)と和田のバッテリー
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 福岡大会の決勝が行われ、西日本短大付が小倉工を12―3で破り19年春以来3年ぶりの優勝を飾った。両校とセンバツに出場した九州国際大付は23日から宮崎県で行われる九州大会に出場する。

 17安打12得点と打線が爆発した。2点を追う2回に適時打2本で逆転。追いつかれたが3回に勝ち越し、中盤に突き放した。西村慎太郎監督は「点を取られたり逆転されても、みんなで補おうという雰囲気が出てきましたね」と評価した。

 5番の山口雄大(3年)が4回の右前適時打など5安打1打点と大暴れ。昨夏の甲子園でスタメンを張った4人の内の一人だ。昨秋は県大会で敗退し、「甲子園メンバーが役割を自覚していなかった」と反省。「自分たちが先頭に立てば、みんながついてくる」と声を掛け合い引っ張ってきた成果が出た。(杉浦 友樹)

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2022年4月7日のニュース