オリックス 延長戦で17試合ぶり勝利でソフトB止めた!代打・後藤大仕事V三塁打

[ 2022年4月7日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3ー1ソフトバンク ( 2022年4月6日    ペイペイD )

<ソ・オ>延長10回、中越え適時三塁打を放った後藤は両手を広げ喜ぶ(撮影・中村 達也)
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 オリックスは今季にかける男たちが“苦手”だった延長戦で躍動した。9回に守護神の平野佳が追いつかれるまさかの展開から10回2死二塁で代打・後藤が中越え三塁打。カウント2―2からの森のフォークボールを高々と打ち上げた。

 「外野手が前進守備だったのですが、追い込まれるまでは自分のスイングをしようと。結果的に追い込まれてしまったので食らいついて行きました」

 19年4月11日のロッテ戦で9回に中前適時打を放って以来、3年ぶりの決勝打。そして、「もう記憶にないくらいです」というヒーローインタビューだった。帽子を取って、JUNKの緑色のヘアバンドを見せたのは5歳と2歳の子供たちへの、パパやったよアピールだ。「この恐竜が好きなんです」

 直後の10回裏は黒木が3人で片付け、17年7月29日の楽天戦以来、5年ぶり、1712日ぶりの通算3セーブ目をマークした。

 「いつも通りゼロに抑えようと変に意識せずにいきました。思った以上に冷静にいられたので、不思議やなあと思いました」
 チームの延長戦での勝利は、19年7月10日の楽天戦以来、17試合ぶりで、この間は7敗9分け。その不名誉な記録もストップした中嶋監督は「延長戦も難しい状況でしたが、後藤が救ってくれましたね」と声が弾んだ。昨季王者がチーム一丸となって、ソフトバンクの開幕連勝も止めた。

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