阪神ドラ7中川、6日プロ初先発マスクで助っ人2投手を好リード ウィルカーソン「彼のおかげ」

[ 2022年4月7日 14:05 ]

2軍プロアマ交流戦   阪神2-0ジェイプロジェクト ( 2022年4月6日    鳴尾浜 )

6日の2軍プロアマ交流戦で安打を放つ中川(撮影・後藤 正志)
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 阪神ドラフト7位・中川(京都国際)が6日の2軍プロアマ交流戦で、捕手としてはプロ入り後初先発。チェン、ウィルカーソンの助っ人2投手を好リードした。

 「どっちもいいピッチャーなので、いいところを引き出そうと思っていました。(助っ人投手と組むことは)そんなに難しさは感じないですし、苦手でもない。普通にリードもできましたし、コミュニケーションも取れている感じなのでやりやすいなと」

 まずはチェンとの先発バッテリーで3回まで相手打線を無失点に抑えると、「チェンジアップもスライダーもいいんで打ち取ることもできるし、真っすぐも強いんで三振を取ることもできる」と、2番手・ウィルカーソンも直球に多彩な変化球を織り交ぜたリードで7回まで無失点。6回2死一塁では矢のような送球で一塁走者の二盗を阻止し「走ったやつは全部刺したいですし、そういうことでピッチャーの信頼を勝ち取っていきたい」とうなずいた。

 ウィルカーソンからは「本当に今日は彼のおかげかなと。試合前どこに構えて欲しいとか、どういう配球したいとかを話し合いました。彼がいい配球をしてくれて、こういうふうにゲームを作ってくれて感謝しています」と称された。「いい感じでリードできたので、この経験を他の外国人投手とも活かしていきたい」。一つ一つの経験を積み重ね、公式戦での出場機会増加を目指す。(阪井 日向)

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2022年4月7日のニュース