新庄BIGBOSS 連敗も「下は向かない」 先発起用アルカンタラ、清宮に手応え リクエストの真意とは

[ 2022年3月26日 18:10 ]

パ・リーグ   日本ハム3ー6ソフトバンク ( 2022年3月26日    ペイペイD )

<ソ・日2>4回、清宮の打球がファール判定となりリクエストを要求する新庄監督(撮影・岡田 丈靖) 
Photo By スポニチ

 日本ハムは26日のソフトバンク第2戦(ペイペイD)に臨み、3-6で敗れて開幕から連敗を喫した。

 1番には新助っ人・アルカンタラが入るなど前日の開幕戦から4人が入れ替わったオーダー。そのアルカンタラが4回、6回に2打席連発となるソロを放つと、「4番・一塁」で起用された清宮が4点を追う9回に意地の今季1号となる右越えへの特大弾。しかし及ばなかった。

 投げては前日中継ぎで登板した堀が先発し、1回無失点で降板。しかし2番・古川、3番手・河野がつかまり、1-1で迎えた5回、打者一巡で5点を失った。前日は7人、この日も5人を使う小刻みな継投だった。

 新庄監督は清宮について「あ~4番、完璧だったね。ああいう当たりを続けて、どんどん経験して固めていってほしい。雰囲気良かったもん。見逃し方もキャンプ中と全然違った。担当コーチがいるからね、稲葉GMが。低めのボールもしっかり見逃して。打った後がかっこいい。メジャーリーガーみたいだった」と絶賛した。4番起用は「昨日の感じ見て、ちょっと4番でいったろうかなと思った」とした。

 1-1の4回には公式戦初のリクエストを出す場面もあった。清宮が東浜の2球目をとらえて右翼への大飛球を放ったがポール際で判定はファウル。これに新庄監督は両手で「リクエスト」を意味する四角を大きく描いてリプレー検証を要求が、判定は覆らなかった。「ファウルと思ったけど…リクエストして、どうだ?みたいなあの空間を味わわせてあげようと思って」と“親心”を明かして笑いを誘った。

 また2発を放ったアルカンタラについては「前にツッコまない。左打席ではちょっといいもの見えてきて、右でどれくらい対応できるか。まだ来てそんなたってないし、よく対応してますよね」と手応えを感じた様子。

 小刻みな継投は「明日も(やる)。まあ、河野君がああいう感じでとられたけど次につながるし、反省点が出たのは彼は経験があるだろうし。下は向かない。プラスに考えて、どんどん悪い面をプラスに変えて次は修正していくって野球ですね」と3戦目を見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月26日のニュース